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GitHubリポジトリをAWS CodeBuildでビルドするためBotアカウントで連携したらハマった

GitHubリポジトリAWS CodeBuildでビルドするためBotアカウントで連携したらハマってしまった。

TL;DR

  • GitHubアカウントに対象のリポジトリの管理権限がないとWebhook設定をできないのでエラーになる

以下、凡ミスを自戒のために書き残します。

GitHubリポジトリAWS CodeBuildでCI回そうと考え設定しょうとしました。

はじめはCodeBuildからそのまま個人のGitHubアカウントでOAuth接続して弄っていました。しかし、それだとそのAWSアカウントが扱える他の開発者が、GitHubアカウントが権限のある他のOrganizationのリポジトリなどまで見えるようになってしまいます。 そこで、OAuth接続するGitHubアカウントは開発チーム共用のBotアカウントを使うことにしました。

改めて、Botアカウントを使いOAuth接続し、対象のGitHubリポジトリを選択します。 そして設定を保存しようとすると以下のエラーメッセージが表示されました。

repository not found or permission denied.

「なんでやねん。リポジトリは見えてるんだから権限ないっちゅーことはないやろ!」と東北出身の癖にエセ関西弁で驚き、小一時間悩みました。 先輩に相談しつつ弄っているとWebhookの設定のチェックを入れているときだけエラーメッセージが出ることに気が付きました。

そこでやっとBotアカウントの権限は最小限にしてあり、リポジトリの管理権限がないのでWebhook設定ができず permission denied. と言っていることに気が付きました。

Safariでinput要素にbackground:none;を指定しつつcolorで一定より薄い文字色を指定すると完全に文字が消える

雑なメモ

Safari 12で再現。PCもモバイルも。

再現のStackBlitz stackblitz.com

chrome 75 safari 12
chrome safari

あるUIフレームワークをつかっていて、inputのdisabled時のcolorを指定していたら発生してびっくりした。 UIフレームワークのdisabled時のスタイル指定がなかったので、仮に color: #ccc; を当てていたら偶然踏み抜いた不具合のようななにか。 UIフレームワークのバージョンアップで既にこのcolor指定は不要になっていたので記述をcssから取り除いて事なきを得た。

どうもinput要素にbackground:none;を指定している状態でcolorを設定したときは発色が普通より薄く表示されているような感じ。

対処案

  • 問題が発生するcss記述を削除する
  • color 指定をもっと濃い色にする
  • Appleに泣きつく

SPAでvideo要素とsource要素を組み合わせるときに気をつけること

video要素を使うときにsource要素を使って動画リソースを指定する場合、source要素の生成タイミングに気を使う必要があります。

例えば、Vue.js で動画リソースのvideoUrl という変数をHTMLテンプレートにバインディングなら下のHTMLように書きます。

<video>
    <source :src="videoUrl" >
</video>

この書き方だと、video要素とsource要素は最初から書き出されます。 しかし、src属性は videoUrl に値が設定された後に追加されるので、空のsource要素となってしまっている瞬間がありえます。 ちゃんと仕様を調べたわけではないのですが、どうやら既に存在しているsource要素のsrc属性が後から変更されてもvideo要素のリソースとしては読み込んでくれません。

こういう場合、とりあえずはsource要素も videoUrl を設定するタイミングで新たに書き出してあげる挙動にしておけばよいようです。

<video>
    <source v-if="videoUrl" :src="videoUrl" >
</video>

もっとも、このくらい単純な実装の場合、source要素を使わずにvideo要素に直接src属性を書いてもいいのですけど。

CIをスキップするコミットメッセージをよく間違えるのでcommitフックでチェックする

CIサービスを使っていて「このコミットはドキュメント変えただけだからCI走らせなくていいや」みたいない場合、コミットメッセージに[ci skip]と含めてあげると、CI実行をスキップしてくれます。

ただ、このマジックワードをうろ覚えなので、いつもskip-ciとか微妙にミスった内容でコミットしてしまうことがありました。

なので、gitのコミットフックでチェックしてみます。

以下の内容で .git/hooks/commit-msg というファイルを用意してあげればフックが動きます。ファイルに実行権限を付け忘れないように注意。

#!/usr/bin/env node

// Check typo for "[ci skip]".
// FYI: https://srz-zumix.blogspot.com/2018/03/ci-ci-20183.html
const fs = require("fs");
const msg = fs.readFileSync(process.argv[2], { encoding: "utf8" });
const regexp = /\[?(skip[\s-]ci|ci[\s-]skip)\]?/gmi;
const expected = ["[ci skip]", "[skip ci]"];
const matched = msg.match(regexp);
if (matched && matched.length > 0 && !expected.includes(matched[0])) {
  console.error("Not commited!");
  console.error(`Use "[ci skip]" instead of "${matched[0]}", because it's wrong or not generaly.`);
  process.exit(1);
}

正規表現でそれっぽい文字列を引っ掛けて、各CIサービスで対応しているマジックワード[ci skip] または [skip ci])ではなかったらエラー扱いでコミットさせません。

慣れているJavaScriptで書くためにNode.jsで実行するスクリプトにしましたが、普通のshやRubyとかPearlとか好きな言語で書いてもいいと思います。

参考

-webkit-overflow-scrollingはスタックコンテキストを生成するのでz-indexに影響する

スマホで慣性スクロールを良い感じにするために -webkit-overflow-scrolling: touch; を指定することがあります。 しかし、このプロパティは非標準であり、iOS Safariでだけ有効なものです。そのためiOS Safariだけ挙動が違ってびっくりします。

developer.mozilla.org

さらに、-webkit-overflow-scrolling: touch; はスタックコンテキストを生成するので、z-indexに影響します。 z-index・スタックコンテキストについては↓のz-index本が詳しいです。

masahiko.booth.pm

この問題に遭った時の解決方法は次の3種類くらいかなと思っています。

  1. -webkit-overflow-scrolling を使うのをやめる
  2. 当該箇所のマークアップを変更
  3. (影響があるのが特定タイミングだけなら)-webkit-overflow-scrollingをunsetするjsを書く

CircleCIのPerformance Pricing Planの料金を計算するツールを作った

この記事は CircleCI Advent Calendar 2018 の12月15日の記事です。


他のAdvent Calenderの記事が気合い入りまくっていてびっくりしているりんご@mstssk です。

CircleCIについてのあれやこれやのゴイスーな記事は他の方にまかせて、私はこんなのを作ってみました。

mstssk.github.io

CircleCI の Performance Pricing Plan の価格を計算するツールです。 UIが残念なのは仕様です。

使用イメージ
Image from Gyazo

CLIでも使えます。npmパッケージとして公開しているので、Node.jsが入っていればnpxコマンドですぐ使えます。結果の単位はUSドルです。 npm version

$ npx @mstssk/ppp 5 large:1500 macos-large:1000
npx: 1個のパッケージを4.342秒でインストールしました。
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もちろん非公式ツールです。あくまで参考程度でお願いします。 ちなみに、前職で実際Performance Pricing Planを導入しようとした際は、CircleCIのセールスエンジニアが見積もりを出してくれました。

計算の元ネタはどはこちらの記事から。 qiita.com

ソースはGitHubにあります。CircleCI Japanコミュニティのキックオフの最中に小一時間で書いた雑実装です。

github.com

社内勉強会で「Splatoonで考えるチーム論」という発表をした

社内の開発チームで隔週でやってる勉強会で、話す内容は何でもいいってことなので Splatoon の話をしました。

Splatoon で考えるチーム論

チーム論と銘打ってますが、そこまでかっちりとした感じではなく、単にSplatoonをプレイ中にチームとして動くにあたって気をつけてる事をまとめた内容です。 細かいテクニックとかではなく、チームとしてパフォーマンスを発揮するにはどう考えて動くべきかみたいな話。